レスイズモアの法則:物事は複雑にする方が簡単で、簡単にする方が難しい

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「レスイズモアの法則」とは「物事は複雑にする方が簡単で、簡単にすることは難しい」という法則です。

言い換えると、「少なくなると多くなる」という法則でもあります。

 

この法則は、本質の重要なことを残して周りの無駄なことを削ることは難しく、むしろ物事は複雑に増やして行くことの方が簡単である。
そして、重要な本質だけ残せた時には、その物の価値は大きく増えるということです。

 

つまり、「単純化して本質だけを残すと、そのものの価値は大きく上がりますが、それを行なうのは大変難しい」ということです。

 

 

これはデザイン業界では非常に重要視されている法則です。

例えば、パソコンのMACが発売されこの商品は人気があります。
これはAppleのブランドという効果もありますが、Windowsのパソコンとは異なり、「誰でも使いやすい」という特徴があり、これが人気の理由になっています。

 

キーボードを見ても、MACのキーボードはそれぞれ一定の空間があり、手に馴染みやすく押しやすい仕様です。

これがmacのキーです。

macのキー

このようにキーボタンが離れており、押し間違えが少なくなっています。

 

かつてのWindowsのようにボタンがくっ付いているタイプでは、一度に複数のキーを押すこともあり操作がしにくいものでした。

少し前のwindowsはこのようなボタンです。

windowsのキー

キーがくっ付いているので押し間違えがしやすいデザインになっています。

 

これはmacがWindowsよりも操作がしやすいのは、余分な物が削ぎ落とされているためです。
細かな点ですが、macは「キー」を押すという本質のために、余計なものを排除したといえます。

 

今はwindowsの多くのパソコンのキーボードでもmacのようになっています。
その事実から分かるように、macは他のパソコンメーカよりも一足先にデザインが優れていたということです。

 

 

この法則はどんな時に使えるのかといえば、商品開発や改良の時です。
その商品が提供している価値の本質を探って、余計な部分を切り落としていかに本質の価値を高めるかということが重要です。

 

上記のキーボードの例のように、キーを小さくして一定の隙間を与えたことで、キーボタンが押しやすく、押し間違えが減って操作しやすくなったように、余分なもの(キーのサイズ)を削り本質を高めたことが成功の鍵です。

 

もちろん、この法則にあるようにこの「複雑なものを簡素化する」という部分が1番難しいことではあります。

 

 

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