現物効果とは「イメージや概念よりも現物を見た方がすぐに分かりやすい」という人間の心理

スポンサーリンク

 

「現物効果」とは、人に話したりイメージをさせるよりも、現物を見せた方が理解をしやすいという心理を利用したテクニックです。
つまり、人は話やイメージをさせるよりも実物を見せた方が理解しやすいのです。
日本では昔から「百聞は一見に如かず」という諺がありますが、まさにこのことだと言えます。

 

 

この「現物効果」は、相手の目に見える形で使います。
例えば、仕事の商談ではパワーポイントやスクリーンを使うのではなく、実際にどんな物を作ったのか、試作したのかを相手に見せることで、しっかりと理解してもらうのです。

文字や画像のような物だけでは抽象的な理解になってしまいますから、出来るだけ情報量の多い具体的なデータや現物を見せることで、理解してもらうということです。

 

 

なぜ、現物を見ると人は理解できるのかというと、人は抽象的な理解をしにくい生き物だからです。
また人間の情報収集が視覚情報によるものがほとんどだからです。

人の知覚には、嗅覚や味覚、触覚などがありますが、その中でも1番情報が多いのは視覚情報です。
人間は見た物を理解する能力は長けていますが、言葉やイメージだけで何かを具体的に想像することは難しいのです。

ですから、新製品の企画やデートに恋人や好きな人を連れて行くときも、現物を持っていったり、実際に行ってみたほうが、しっかりと理解しやすくなります。

 

 

この「現物効果」は私達の周りでは、マンションや住宅の展示場などが良い例です。
マンションや住宅は購入するまでイメージしか沸きませんし、家具やドア、キッチンがどんな物で、配置をどのようにするかといったことも考えにくいでしょう。

 

しかし、実際に住宅展示場などで見ると、キッチンの大きさや高さ、フローリングの種類といった実物を見て理解できるのです。
この住宅展示場がなければ、現物を理解する前に購入することが増えてしまうので、消費者にとって買ってみるまでわからないという物になってしまいます。

 

 

この「現物効果」は、仕事の企画や商談であれば、そこに新製品など現物を持っていくことが重要になります。
抽象的に「このような商品があります」と言葉で説明するよりも、「現物」を見せたほうが一瞬でどんなものか商談先の相手も理解できるのです。

現物がある商売をされている方は「百聞は一見に如かず」ということを意識して、現物を見せるという意識を持つようにしましょう。

 

 

コメント